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2023/7/13

自動車ローンと住宅ローンは同時に組める?注意点やすでにローンを組んでいるときの対策法を解説

こんにちは、クレバリーホーム徳島店です。

人生の中でも高額な買い物となる自動車と住宅。
ローンを利用して購入する方も多いですよね。
自動車と住宅を購入するタイミングが重なったとき、気になるのが「ローンは同時に組めるのか」ということ。

結論から言えば自動車ローンと住宅ローンは同時に組むことは可能です。
ただし、同時にローンを組む際には気を付けなければいけないこともあります。
今回は、自動車ローンと住宅ローンを同時に組む場合や、自動車ローン利用中に住宅ローンを組む場合の、それぞれの注意点について解説します。

●同時に組む場合は「返済比率」に注意!

自動車ローンと住宅ローンを同時に組む場合、「返済比率」に注意しなければいけません。
返済比率とは、ローン利用者(債務者)の年収に対して、すべての借入金の年間返済率を表した割合のこと。
返済比率は、ローン利用者の年収以上の借り入れを防ぐために設けられています。
ローン利用者が収入以上にローンを借り入れしてしまうと、債務者が返済するのが難しくなる、つまり金融機関が貸したお金を回収するのが困難になるからです。

●自動車ローンと住宅ローンの同時利用は避けた方が良い

自動車ローンと住宅ローンを同時に組む場合、ふたつのローンで借り入れできる合計額は返済比率以下に
自動車ローンで借り入れしている分、住宅ローンの借入額が予想よりも低くなることがあります。
そうなると、住宅にかけられる予算が減り、建てたい家をあきらめなければいけない可能性も。
できれば自動車ローンと住宅ローンの同時利用は避けることをおすすめします。

すでに自動車ローンを利用していて住宅ローンを利用したいときは、できれば自動車ローンを完済してから利用するようにしたいものです。
自動車ローンを完済すれば、返済比率に影響する自動車ローン分の借入額がなくなります。
住宅ローンの借入可能額も増えるため、予算面でも納得の家づくりができますね。

●自動車ローンと住宅ローンを同時利用したいときの対策方法

返済比率によって住宅ローンで利用できる金額が減ることは知っているものの、ライフスタイルの変化や転勤など、さまざまな理由でどうしても自動車と住宅を同時に購入したい場合もありますよね。
その場合の対策方法を解説します。

1つめは自己資金で車を買うことです。
自動車ローンを組まないため、返済比率分はすべて住宅ローンで借入ができます。

2つめは借りられる範囲内で住宅を作ることです。
予算面では妥協しつつも、間取りや設備仕様で工夫すれば満足のいく家づくりができる場合もあります。

3つめが、返済比率そのものを上げる方法です。返済比率に影響するのは、自動車ローンや住宅ローンだけではありません。
クレジットカードやローンカードは利用がなくても「いつでも借り入れができる状態」とみなされます。そのため、使っていないクレジットカードやローンカードの借入限度額分も返済比率に含まれてしまうのです。
利用していないクレジットカードやローンカードは解約してしまえば、返済比率が増やせます。

自動車ローンと住宅ローンの同時利用について解説しました。
住宅ローンは返済比率だけでなく、月々の返済のことを考えて計画することも重要です。
クレバリーホーム徳島店では、無理のないマイホーム計画をサポートいたします。

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