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2023/11/30

家の断熱性能を決める!窓・サッシ別の断熱性の違いを比較

こんにちは、クレバリーホーム徳島店です。

11月も後半に入り、冬の寒さを感じる日も多くなりました。
寒い季節でも、暖かく快適に過ごせる機能として住まいに設けられているのが、断熱性です。
断熱性は外の冷気を家の中へ伝えず、中の熱を逃がさない性能のこと。
季節を問わず快適に過ごせる室内、冷暖房効率の高いエコな住まいづくりの実現には、断熱性が重要と言えます。

断熱性能を高める住まいの機能や設備のひとつに「サッシ」があります。
実はサッシの種類によって断熱性が異なることをご存じでしょうか。
今回はサッシと断熱性の関係とともに、サッシの種類や性能ごとの断熱性能について解説します。

●住宅でもっとも熱が出入りしやすい場所は「窓」!

住宅で熱が出入りしやすい場所をまとめると、以下の通りです。

・窓(サッシ)・・・夏73%、冬58%
・天井(屋根)・・・夏11%、冬15%
・壁(外壁)・・・夏7%、冬15%
・床・・・夏3%、冬7%

窓は季節を問わず、住宅の中でもっとも熱の出入りが多い場所です。
そのためサッシの断熱性能を高めることで、住宅の断熱性を高めることにもつながります。

●ガラス・サッシの種類や性能ごとの断熱性能

ガラスやサッシの種類と性能ごとに、断熱性能は異なります。
以下にガラスとサッシの種類と性能ごとの断熱性能をまとめました。
ガラスの枚数が、増えれば増えるほど断熱性能が高くなります。
Low-Eガラスとは、太陽熱を反射する薄い金属の被膜を表面に貼ったガラスです。
Low-Eガラスの間に空気の代わりに熱が伝わりにくいアルゴンガスを入れ、さらに断熱性能を高めたガラスもあります。

●サッシの断熱性能を決める熱還流率の比較

サッシの断熱性能の目安となる数値に「熱還流率」があります。
熱還流率とは、熱の伝わりやすさを示した数値です。
熱還流率は低いほど断熱性能が高いことになります。

以下にサッシとガラス別の熱還流率をまとめました。

つまり、アルミ樹脂+アルゴンガス入り複層Low-Eガラスは、アルミサッシ+シングルガラスの家よりも3倍の断熱性能を持つことになります。

クレバリーホームの住まいは「アルミ樹脂+アルゴンガス入り複層Low-Eガラス」のサッシが標準仕様です。
さらに断熱性能を高めたいときには、ガラスをトリプルガラスにしたり、サッシを樹脂にしたりもすることも可能です。

冬は暖かく、夏は涼しく快適な住まいづくりをクレバリーホームではじめませんか。
ぜひご相談ください!

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