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2024/7/30

注文住宅の外構工事のポイントを解説!徳島の新築住宅における外構づくりのコツも紹介

注文住宅を新築する際、建物の外観とともに外からの印象を大きく左右するのが外構工事です。後回しになりがちな外構工事ですが、しっかり手をかけるかどうかで家づくりの完成度が大きく変わるでしょう。

この記事では、一般的な外構工事のポイントを解説するとともに、徳島でマイホームを新築する際に意識したい外構づくりのコツも紹介します。徳島県内で注文住宅を検討している方はぜひ参考にしてください。

注文住宅の外構とは?

あまり聞きなれない方も多いであろう「外構」という言葉。そもそも外構とは何を指すのかなど、基礎知識を解説します。

外構とは家の「外構え」のこと

外構とは、家の「外構え」のことを指す言葉です。具体的には、玄関アプローチ、門扉、塀・フェンス、ガレージ、駐車スペース、植栽など、敷地にある建物以外の構成物を指します。

同じような意味で用いられる言葉として「エクステリア」が挙げられますが、こちらはインテリアの対義語であり、より外からの見た目や印象に寄った表現です。「外構」を使用する場合は、防犯や排水といった機能性に重きを置いているケースが多いでしょう。

外構は機能面が重要とはいえ、建物の外観とともに外からの見え掛かりを大きく左右する要素でもあるため、デザインにこだわる価値は十分にあります。

外構工事には何が含まれる?

注文住宅の施工においては、建物の建築工事と別に「外構工事」が実施されます。外構工事とは、家の外回りを整備する工事全般のこと。一般的に次のようなものが外構工事に含まれます。

・造園工事(植栽関係)
・電気工事(屋外照明、防犯カメラなど)
・水道工事(給排水関係)

外構工事は家を建てた建築会社に依頼するほかに、専門の外構工事会社に依頼するケースがあります。また、簡単なものであればDIYで施工することも可能です。

外構の3つの種類とその特徴

家ごとに外構デザインは多種多様ですが、大きく分けると「クローズド外構」「オープン外構」「セミクローズド外構」の3種類があります。種類ごとの特徴をまとめると次のとおりです。
かつて日本ではクローズド外構が標準的でしたが、近年は開放感を求める傾向が強くなっており、オープン外構やセミクローズド外構を採用する家も増えています。

注文住宅の外構工事で失敗しないための4つのポイント

外構工事は注文住宅の見た目を大きく左右する要素であり、おしゃれな家にするなら失敗は避けたいところです。外構工事で失敗しないためには、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

(1)植栽選びは慎重に行う

注文住宅の外構をおしゃれに仕上げるには、植栽を上手に活用するのがポイントです。植栽は外観を整えてくれるだけではなく、蒸散作用や日陰を作ることによって夏場の涼しさをもたらしてくれたり、リラックス効果が期待できたりと大きなメリットがあります。玄関や窓の前に植栽を設置して、室内の目隠しとして使うのもよいでしょう。

ただし、植栽は水やりや剪定などの定期的なメンテナンスが必要なほか、成長しすぎると室内の日当たりや風通しに影響するおそれもあります。見た目の良さだけでなく、メンテナンス性や生育上の特性も踏まえて、適した植物を選ぶことが大切です。

(2)周辺環境や近隣住宅への影響も考慮する

前述のとおり、最近では敷地の周りに塀やフェンスを設けない「オープン外構」の人気が高まっています。しかし、オープン外構だと近所から室内の様子が丸見えになってしまったり、近所の子どもが勝手に敷地へ入ってきてしまったりと、思わぬ影響が出ることもあります。

加えて、外構のデザインにこだわるあまり、奇抜な色や形状を取り入れてしまうと、周辺環境を壊すことになりかねません。植栽やフェンスの影響で近隣住宅の日当たりや風通しに悪影響を与えれば、ご近所トラブルに発展するおそれもあるでしょう。

外構に関して希望するイメージはしっかり持ちつつも、周辺環境や近隣への影響を十分考慮して計画すべきです。

(3)外構周りの使い方を意識して仕様を決める

最近家づくりのトレンドになっているのが、家にいながら外の空気を味わえる「アウトドアリビング」です。庭や外構周りでの食事やBBQ、水遊びなどを考えているなら、しかるべきところに給排水設備が必要となります。

また、今後電気自動車の購入も視野に入れるなら、駐車スペース付近に充電用のコンセントを設けておくとスムーズです。

このように、現在だけでなく将来も含めた外構周りの使い方を具体的にイメージし、不自由のないよう設備や仕様を決めておくことも大切なポイントです。

(4)統一感を持たせるなら建築会社に工事を依頼する

これも前述のとおり、外構工事は家を施工した建築会社のほか、外構工事を専門に請け負う会社に依頼する方法もあります。専門会社は外構に関する経験やノウハウに長けており、比較的リーズナブルに完成度高く仕上げてくれるでしょう。

ただ、専門会社は外構だけを切り出して工事するため、建物デザインとの連続性や統一感を出しづらい場合もあります。建物の外観と外構に統一感を持たせた注文住宅にしたいなら、建物の施工を手がけた建築会社に、外構工事もまとめて依頼するのがおすすめです。

徳島の家づくりにおける外構工事のコツ3選

外構は外に直接面する場所なので、地域ごとの事情に合わせて気をつけるべきポイントは異なります。ここからは、徳島での家づくりにおける外構工事のコツを3つ見ていきましょう。

駐車スペースをしっかり確保する

徳島県は、世帯あたりの自家用車台数が1.355台(2021年時点)と四国で最も高くなっています。これは全国平均よりも0.3台以上多い数字であり、ご家庭で2台以上自動車を所有しているケースも少なくないでしょう。現在は1台しか所有していない家庭であっても、将来子どもが大きくなると2台所有になる可能性もあります。

そのため、少なくとも2台は停められるだけの駐車スペースを確保するのがおすすめです。駐車スペースのサイズが車選びの制約にならないよう、できれば2台分+αの余裕を見ておきましょう。

カーポートは耐風圧を考慮して設置する

日本では、地域ごとに基準風速が定められています。台風の接近が多い徳島県の基準風速は、北部から中部にかけてが毎秒36m、南部は毎秒38mとなっており、全国で見ても比較的風の強い地域です。

駐車スペースにカーポートを設置する場合には、上記の基準風速に対応した耐風圧強度をもつ商品を選びましょう。

大雨にも耐えうる排水設備を用意する

徳島県は全国的に見ても年間日照時間が長い県である反面、1951年〜2023年にかけての台風上陸数を見ると、都道府県別のトップ10にランクインしています。一年を通して見ると晴れの日が多いものの、夏から秋にかけての台風シーズンは降水量が多くなるというのが徳島県の気候の特徴なのです。

特に県南部は年間降水量が多い傾向にあるため、注文住宅の外構に関しても大雨対策は必須といえます。外構で雨水を処理できないと床下浸水を起こしてしまい、大きな被害につながるかもしれません。

水勾配を設ける、必要な場所に集水マスや排水管を設置するなど、大雨が降っても短時間で水が流れていくような対策を心がけましょう。

外構工事の費用相場はどれくらい?

注文住宅における外構工事は100〜200万円程度の予算で行うのが一般的です。あくまでも建築工事と一体的に予算を考える必要があるため、「外構工事の費用は建築工事費の10%程度」といわれることも多くあります。

しかし、実際には外構工事にかかる費用は施工面積によって決まってくるため、一概に建築工事費の10%程度とはいえません。100〜200万円を目安としつつ、見積りを確認しながら、予算に収まるよう調整することをおすすめします。

3種類の外構で考えた場合、「クローズド外構>セミクローズド外構>オープン外構」の順に費用が高くなる傾向にあります。これは、クローズドに近づくほど、塀やフェンスなど施工箇所が増えるからです。防犯性やプライバシーを確保しながら適度にオープンな部分を設けると、開放感を演出できるだけでなく、コストの節約にもつながるでしょう。

徳島で外構にこだわった注文住宅を建てるならクレバリーホーム徳島店へ

外構とは、家の「外構え」を指す言葉です。外構は建物の外観とともに、外からの住宅の見え方を決定する大切な要素。デザイン性にこだわることももちろん重要ですが、用途やライフスタイルに合わせ、機能性にも十分配慮しましょう。

特に徳島県で注文住宅を建てるときには、余裕のある駐車スペースと大雨にも耐えられる排水設備に気を配りたいところです。

徳島県で外構にもこだわった注文住宅を建てたいなら、地元の施工実績が豊富なクレバリーホーム徳島店へぜひご相談ください。


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