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2025/5/13

日本のタイルを変えた!ヴィクトリアン・タイルの影響と国産タイルの夜明け

こんにちは、クレバリーホーム徳島店です。

古代エジプトにまで遡るといわれるタイルの歴史。
日本でタイルが建築に本格的に使われ始めたのは明治時代からですが、その背景にはイギリス生まれの「ヴィクトリアン・タイル」が深く関わっていました。

この記事では、イギリスの女王の名を持つタイルが、日本の近代タイルにどのような影響を与えたのかをご紹介します。

●住宅建材としての地位を確立した「ヴィクトリアン・タイル」

ヴィクトリア女王が統治した19世紀のイギリスは、大英帝国として繁栄を極めました。
この時代に生まれたのが「ヴィクトリアン・タイル」です。

このタイルは、従来のタイルの芸術的な美しさはそのままに、大量生産が可能になった点が画期的でした。
さらに、火や水にも強いという実用性を兼ね備えていたため、瞬く間に住宅を含むさまざまな建築物に不可欠な建材となっていきました。

●日本の建築を変えたヴィクトリアン・タイル

明治維新を迎えた日本には、西洋の文化が急速に流れ込みました。
建築分野も例外ではなく、ヴィクトリアン・タイルを用いた建物が登場します。
デザイン性に優れ、機能性も高いこのタイルには、当時の日本の建築家たちも注目。
明治から大正にかけての近代建築に、積極的に取り入れられていきました。

●国産タイル誕生のきっかけに

海外から輸入された美しいタイルに触れるうち、高品質なタイルを国内生産しようという機運が高まっていきます。
これが、日本の近代的な国産タイルの開発へとつながっていくターニングポイントに。
ヴィクトリアン・タイルは、まさに日本のタイル産業の礎を築くきっかけとなったのです。

クレバリーホームでは、世界水準の高品質な外壁タイルを標準仕様にしています。
美しさと機能性を両立させたタイル貼りの住まいを検討するなら、ぜひクレバリーホーム徳島店にご相談ください。

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