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2025/8/5
車のローンがあっても住宅ローンは可能？審査のポイントと対策を解説
こんにちは、クレバリーホーム徳島店です。
車とマイホーム、どちらも大きな買い物ですよね。
「車のローンが残っていても、住宅ローンは組めるのかな？」
「住宅ローンの審査に影響しないか心配…」
そんな疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、マイカーローンや近年利用が増えている「残価設定ローン（残価型クレジット）」が、住宅ローンの審査にどのように影響するのか、そしてスムーズに審査をクリアするためのポイントと対策について詳しく解説します。
●車のローンが住宅ローン審査に与える影響
車のローンが残っていても住宅ローンを組めますが、何も対策をせずに進めてしまうと、希望通りの金額が借りられなかったり、最悪の場合、審査に通らなかったりするケースも。
金融機関が住宅ローンの審査で特に重視するのが「返済負担率」です。
これは年収に対して年間で返済する借入金の合計額が占める割合を示すもので、金融機関はそれぞれ独自の基準（一般的には年収の30%～35%以下が目安）を設けています。
この返済負担率の計算には、住宅ローンだけでなく、現在借り入れのある車のローン（マイカーローン、残価設定ローン）、教育ローン、カードローン、クレジットカードのリボ払いなど、すべての借入金の年間返済額が含まれます。
そのため、借り入れがあるとその分返済負担率が上がり、住宅ローンの借入可能額が少なくなってしまう可能性があるのです。
●残価設定ローン（残クレ）をご利用中の方へ
最近増えている「残価設定ローン（残価型クレジット）」をご利用中の方もいらっしゃるかと思います。
このローンは、将来の下取り価格（残価）をあらかじめ設定し、その残価を差し引いた金額を分割で支払っていく仕組みです。
月々の返済額を安く抑えられるため人気ですが、最終的に残価を精算する必要があり、もちろん、住宅ローンの返済負担率にも影響を与えます。
金融機関によっては、毎月の返済額として計算に含める場合と、残価の総額を住宅ローンの借入額に合算して計算する場合があります。
もし現在残価設定ローンをご利用中であれば、住宅ローンの申し込み前に、必ず金融機関にその取り扱いについて確認することをおすすめします。
●住宅ローン審査をスムーズに進めるためのポイントと対策
「いざ家を買おう！」と思ったときに、車のローンが原因で住宅ローンが組めないという事態にならないためにも、以下のポイントと対策を参考に、計画的に準備を進めましょう。
1. 車のローンはできるだけ完済しておくのがベスト
最も確実な対策は、住宅ローンを申し込む前に車のローンを完済しておくこと。
車のローンがなくなれば、その分の返済負担率が解消され、住宅ローンの審査に有利に働きます。
2. 頭金（自己資金）を多めに用意する
頭金を多く用意して住宅ローンの借入額を減らすことも有効な対策です。
借入額が減れば、月々の返済額も減り、返済負担率を低く抑えることができます。
3. 安定した収入を証明する
源泉徴収票や確定申告書などで、安定した収入があることを証明しましょう。
また、副業による収入がある場合は、それらも適切に申告し、総収入額を明確にすることで、返済能力が高いと判断されやすくなります。
4. 住宅ローン契約前の新たな借り入れは避ける
住宅ローンの審査に通って「これで安心！」と思っても、住宅ローン契約の直前に車のローンなど新たな借り入れをすることは絶対に避けましょう。
審査時と契約時の状況に大きな変更があると、金融機関の判断が変わり、最悪の場合、融資が実行されなくなる可能性もあります。
5. 金利の低いローンを選ぶ
もし住宅ローンと車のローンの併用を検討しているのであれば、それぞれのローンでできるだけ金利の低い商品を選ぶようにしましょう。
金利が低ければ、毎月の返済額も抑えられ、返済負担率を軽減することができます。
6. 身の丈に合った車の購入を
住宅ローンを組んだ後に車の購入を考えている場合も、家計に無理のない範囲での借り入れを心がけましょう。
住宅ローン返済と車のローン返済の二重負担は、家計に大きな影響を与えます。
できれば現金一括で購入できる範囲の車を選ぶなど、慎重な検討が重要です。
特に、ローンの仕組みを理解せずに進めてしまうと、後悔することにもなりかねません。
クレバリーホーム徳島店では、お客様一人ひとりのライフプランに合わせた資金計画についても、営業担当者がしっかりサポートさせていただきます。
「まずは話を聞いてみたい」「自分の場合はどうだろう？」など、どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
マイカーローンと住宅ローン、賢く借りて理想のマイホームを実現させましょう。