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2024/10/31
注文住宅を建てるのにかかる期間はどれくらい?完成までの流れと工期を短くする3つのポイントも解説
注文住宅の建築を検討するにあたって、完成までにどれくらいの期間がかかるのか、多くの方が気になるところではないでしょうか。所有している土地に建てる場合は1年以内で完成するのが一般的ですが、土地なしだと1年以上かかるケースも少なくありません。
この記事では、注文住宅を建てるのにかかる期間の目安と完成までの流れを紹介するとともに、工期を短くするための3つのポイントも解説します。
注文住宅を建てるのにかかる期間の目安
注文住宅を建てるのにかかる期間は、土地探しから始めるのか、すでに所有している土地に建てるのかによって大きく変わってきます。まずは、土地なし・ありのパターン別に、検討スタートから完成までの期間の目安を見ていきましょう。
土地なしで注文住宅を建てるのにかかる期間
新たに土地を購入して注文住宅を建てる場合、土地探しや土地購入の手続きにかかる期間を見込まなければなりません。検討をスタートしてから完成までにかかる期間の目安は「10ヶ月〜1年半程度」を見込んでおきたいところです。ただし、土地探し、間取りや設計のプランニングに時間を要した場合、上記の目安以上に時間がかかる可能性もあります。土地なしで検討を始めるなら、スケジュールには余裕を持って進めたほうがよいでしょう。
土地ありで注文住宅を建てるのにかかる期間
自宅や実家の建て替えなど、すでに所有している土地に注文住宅を建てるケースも見ていきます。この場合、土地探しや土地購入のことを考えなくてよい分、検討スタートから完成までにかかる期間の目安は「7ヶ月〜1年程度」と短めです。しかし、建物の有無や整地・地盤改良の必要性など、所有する土地の状態によっては追加で工事が必要になる場合もあります。こうした追加工事に時間がかかれば、上記よりも期間が延びる可能性もあるため注意しましょう。
注文住宅の完成までの流れとスケジュールのイメージ
土地ありで建てるケースではステップ2が不要になるため、土地なしに比べて3〜6ヶ月程度工期が短くなります。
ただし、土地上に既存建物が残っているときには、ステップ4の建築工事前に建物の解体工事が必要です。そのため、ステップ4の工期が2週間〜1ヶ月程度長くなるでしょう。
土地なしで注文住宅を建てる際の流れについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。
土地なしで注文住宅を建てるときの流れ4ステップ|家づくりで大切な住宅ローンのことも解説
注文住宅で期間がかかりやすいポイント
注文住宅を建てる際にはさまざまな工程がありますが、特に期間がかかりやすいポイントが2つあります。次の2点をスムーズに進められるかどうかで、全体のスケジュールが大きく変わってくるでしょう。
条件に合う土地探し
土地探しは注文住宅を建てる工程の中でも、期間を要するポイントです。そもそも希望条件に合う土地に出会えるかどうかはタイミング次第のところもあり、立地や土地形状などにこだわりすぎると、いくら時間をかけても良い土地が見つからないことも考えられます。数ヶ月探しているにもかかわらず、どうしてもお気に入りの土地が見つからない場合には、探すエリアを広げることも検討したほうがよいでしょう。
設計プランの検討、設備・内外装の仕様決め
注文住宅は設計の自由度が高いため、設計プランや設備・内外装などの仕様を決めるのにも時間がかかります。目指すコンセプトやイメージが固まっていないと、たくさんの選択肢を絞り込むことができず、悩んでいる間に時間が過ぎてしまいます。家族の中で希望条件の優先順位が決まっていなければ、予算オーバーになったときに何を削るか再度検討が必要になるため、ますます時間を要する可能性もあるでしょう。
また、こだわりを具体的なイメージに落とし込めていない場合も要注意。施工会社の担当者にうまく希望を伝えることができずにやりとりの回数ばかりが増え、時間が余計にかかってしまうケースも少なくありません。
家づくりにかかる期間をできるだけ短くする3つのポイント
最後に、家づくりにかかる期間をできるだけ短くするために押さえておくべき3つのポイントを紹介します。
注文住宅の検討開始から完成までのスケジュールの中で、自分たちで一切コントロールできないのは「住宅ローン審査」と「建築工事」の2つだけです。前者は金融機関、後者は施工会社の都合によって決まるため、自分たちの力で直接期間を短くすることはできません。
裏を返せば、他の工程に関しては、自分たちの事前準備や心がけ次第でスケジュールを早められる可能性があるということです。また、コントロールできない2つの工程についても、必要な準備をしっかり行っておけば、スムーズに進められる可能性があるでしょう。
(1)希望条件の優先順位をしっかり決めておく
具体的な検討に入る前のステップ1の段階において、家族でしっかりと話し合い、希望条件の優先順位を明確にしておくことが大切です。
注文住宅は設計の自由度が高い分、こだわろうと思えばどこまでもこだわることができます。だからといって、すべての希望内容を詰め込もうとすれば、予算オーバーになってしまうでしょう。検討を進めていくと、予算内で収めるために取捨選択しなければならないシーンも出てくるものです。
このとき家族内で優先順位が決まっていれば、何から削っていけばいいか明確に分かるので、取捨選択をスムーズに判断できます。優先度の高いものから順番に叶えていくようにすれば、完成した家に対する満足度も高まるはずです。
(2)スケジュールを決めて動く
スケジュールが曖昧なまま進めていると、どうしても余計な時間がかかってしまいます。工程をスムーズに進めるには、あらかじめゴールの時期を決めたうえで、そこから逆算して各工程にかける期間をスケジューリングするのがおすすめです。
例えば、時間がかかりやすい土地探しについて「半年以内」と期間を定めるケースで考えてみます。折り返し地点となる3ヶ月が経過しても良い土地が見つからなければ、残り3ヶ月で決めるため、エリアなどの条件を見直すといった判断もしやすくなるでしょう。
このようにスケジュールを切ると決断スピードが上がり、家づくりをスムーズに進めることができるのです。
(3)土地探しの段階で施工会社に相談する
自分たちの判断だけで土地を探すのは時間がかかります。おまけに法令上の制限などにより、購入した土地に希望する住宅が建てられないリスクもあるでしょう。
土地探しの段階からプロの施工会社に相談しておけば、建築的な観点から土地探しに関するアドバイスや情報を共有してもらえる可能性があります。
また、当初から土地の条件を絞り込むことができ、土地選びが進めやすくなるのもメリット。建築的な制限をクリアした土地を購入するため、購入後のプラン検討もスムーズに進みます。
建築や都市計画に関する条例の内容は自治体によって異なるため、地元の土地事情や条例などに詳しい地元密着型の施工会社に相談するのがおすすめです。
徳島で、期間をかけすぎずに注文住宅を建てたいならクレバリーホーム徳島店へご相談を!
土地なしの状態から注文住宅を建てる場合、完成までにかかる期間の目安は10ヶ月〜1年半程度。すでに所有している土地に建てる場合は7ヶ月〜1年程度が目安です。上記はあくまでも参考であり、土地探しやプラン検討の進捗次第でより長くかかってしまう場合もあります。期間を短くしたいのであれば、希望条件の優先順位やスケジュールを明確にしておくとともに、建築のプロである施工会社へ早めに相談するのがおすすめです。
徳島でスムーズに注文住宅を建てたいなら、徳島独自の条例や土地ごとの制限、土地の情報などに詳しい地元の施工会社に依頼するのが得策です。エリア密着で豊富な施工実績を誇るクレバリーホーム徳島店へぜひご相談ください。
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