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2025/11/27

注文住宅のおしゃれな玄関事例10選を写真でご紹介!住宅のプロが解説するおしゃれな玄関づくりのポイント

家の顔ともいわれる「玄関」。家族が毎日「いってきます」「ただいま」の挨拶を交わす大切な場所であり、ゲストを最初にお迎えする象徴的な空間でもあります。だからこそ、注文住宅を建てるなら、デザイン性にも機能性にもこだわった、おしゃれな玄関にしたいものですよね。

この記事では、家づくりの参考にしたいおしゃれな玄関の建築事例をたっぷりとご紹介!おしゃれで使いやすい玄関をつくるためのポイントや注意点も分かりやすく解説します。

【建築事例10選】注文住宅のおしゃれな玄関を写真でご紹介

まずは、クレバリーホームが手がけた注文住宅の中から、おしゃれな玄関の建築実例を10件厳選してご紹介します。家づくりのイメージを膨らませながらご覧ください。

【事例1】「ただいま動線」がスムーズな玄関

玄関からシューズクロークを抜け、そのままクローゼットや洗面台へ直行できる「ただいま動線」を取り入れた実例です。

帰宅後すぐにアウターを脱いだり手を洗ったりでき、リビングに汚れや荷物を持ち込まないで済むのがポイント。外でたっぷり遊んできたお子さまの帰宅時も、室内が汚れる心配がなく、子育て中のママやパパにとってはうれしい間取りです。デザインは白を基調に、木目と清潔感のある青みがかったタイルを合わせ、明るくナチュラルな雰囲気に仕上げました。

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【事例2】ベビーカーもしまえる大きなシューズクロークのある玄関

玄関横に、ベビーカーやアウトドア用品も丸ごとしまえる大容量のシューズクロークを設置しました。収納内には、アウターを掛けられるハンガーパイプが付けられているので、外出時の支度・帰宅時の片付けもスムーズです。

玄関脇には、小さなセカンド洗面を配置。帰宅してすぐに手を洗えるため、お子さまの手洗いを習慣化するのにも役立ちそうですね。廊下の正面に大開口の窓を設けることで、暗くなりがちな玄関を明るく開放的に演出しています。

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【事例3】2WAY動線とニッチのタイルがホテルライクな玄関

お客さまの「玄関に靴を並べたくない」というご要望に応え、シューズクロークを設けた事例です。シューズクロークを経由する家族動線とは別に、玄関ドアから直接室内へ向かえる来客動線を確保しています。この「2WAY動線」により、いつでもスッキリとした玄関を保てるのです。

動線を分ける間仕切り壁に設けたニッチには、上品なタイルをあしらい、間接照明でライトアップ。季節の小物や家族の写真を飾るスペースとしても利用でき、まるでホテルのような上質な空間を演出しています。

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【事例4】ガレージと2WAY動線の組み合わせで使い勝手のいい玄関

次にご紹介するのは、来客用と家族用、二つの玄関を設けた事例です。家族用玄関はビルトインガレージから直接出入りできるようになっているので、雨の日でも濡れずに車を乗り降りできます。これなら、お子さまを抱っこしながらでも、大きな荷物を持ちながらでもラクに出入りできますね。

一方の来客用玄関は、白と木目を基調としたスタイリッシュな空間です。壁の一部にあしらわれたタイルが照明で立体的に浮かび上がり、ホテルライクな玄関に仕上がっています。家族用と完全に分けているので、靴やアウトドア用品が散らかる心配もありません。

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【事例5】ドアや床材にこだわったスタイリッシュな玄関

住まいの第一印象を決めるのが玄関ドアです。こちらの実例ではダークブラウンの木目調のドアを採用し、シックな雰囲気を演出しています。背の低い観葉植物が、より上質な雰囲気をもたらしていますね。

玄関脇には、靴をたっぷりと収納できるシューズクロークも設けました。玄関自体は照度を抑えつつ、シューズクロークに設けたスリット窓から自然光が程よく差し込み、ちょうどいい明るさを確保しているのもポイントです。

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【事例6】自然光が明るいシューズクロークのある玄関

一般的に暗くなりがちなシューズクロークに窓を設け、明るく開放的な空間を実現した実例です。スリット窓と観葉植物の組み合わせがスタイリッシュですね。ハンガーラックもあるシューズクロークは、ベビーカーやアウトドア用品を置いても余裕のある大容量の収納スペース。背面側にはシューズボックスも設置されており、いつでも整理整頓された状態をキープできます。

玄関ドアもスリット窓のあるタイプ。朝はたっぷりと差し込む自然光の中、家族同士、気持ちよく「いってきます」「いってらっしゃい」を交わす姿が目に浮かぶようです。

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【事例7】お店のような室内庭園がある玄関

玄関ドアを開けると、まるでレストランやカフェのような美しい室内庭園が広がる、印象的な事例です。室内庭園との間には、靴を履くときにちょっと腰かけるのに便利なベンチも。小さな庭を眺めながら、思わず玄関に長居してしまいそうですね。

帰宅するたび、お客さまをお迎えするたび、特別な気持ちにさせてくれる庭園のある玄関。小さな窓から差し込む自然光が、庭の緑を優しく照らし、季節や時間帯によって異なる表情を見せてくれます。

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【事例8】土間収納付き、エコカラットの壁が上質な玄関

こちらの事例の特徴は、玄関横に設置された大容量の土間収納です。奥行きのある収納なので、ベビーカーも畳まずにしまっておけます。目隠し扉があり、収納の中が散らかっていてもゲストの目に触れることがなく安心です。扉の下に隙間を設けているため、湿気やにおいがこもる心配もありません。

シューズボックス側の壁には、調湿・脱臭効果のある「エコカラット」を採用しました。デザイン性が高いだけでなく、ニオイや湿気を吸収してくれる優れものです。照明によって浮かび上がるタイルの陰影が高級感をもたらし、ゲストに心地よさを届けてくれるでしょう。

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【事例9】オープン収納で好きな物をディスプレイできる玄関

あえて扉を設けない「見せる収納」で、自分たちの趣味やこだわりを思う存分表現した玄関の実例です。お気に入りのスニーカーや小物をショップのようにおしゃれにディスプレイすれば、そこは家族とゲストに向けた特別なギャラリーになります。

玄関の壁はコンクリート打ちっぱなしのデザインになっており、黒いアイアンの可動棚との相性は抜群。棚は、飾る物に合わせてレイアウトを自由に変更できるので、模様替えも気軽に楽しめます。「見せる収納」を使ったインテリアは、玄関で個性を表現したい方におすすめのアイデアです。

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【事例10】入ってすぐの吹き抜けが開放的な玄関

ドアを開けた瞬間に、縦へと広がる吹き抜けが圧倒的な開放感をもたらしてくれる玄関です。視線が上部へと抜け、窮屈になりがちな玄関が心地よい空間になっています。上階のアイアンの手すり、正面のボーダータイルと間接照明、上に広がる無垢材の天井など、一つひとつの素材にこだわっているのもポイントです。

左側の扉を開けると、そこには大容量のシューズクロークが。こちらからも室内に直接入れる2WAY仕様で、メインの玄関をいつもきれいな状態に保つことができます。こだわりと機能性を高める工夫が詰まった、住まいの満足度を高めてくれる玄関です。

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注文住宅の玄関をおしゃれに仕上げる8つのポイント

実際の建築実例を見て、イメージが膨らんだ方も多いのではないでしょうか。ここからは、理想のイメージを形にするために押さえておきたい、おしゃれな玄関に仕上げる8つのポイントを解説します。

【ポイント1】窓や吹き抜けを設けて自然光を取り込む

玄関は限られた空間に設けられることも多く、どうしても暗くて窮屈な空間になりがちです。おしゃれで心地よい玄関をつくるには、窓を設けて自然光を上手に取り込みましょう。

とはいえ、大開口の窓を設置すると防犯性が気になるところ。スリット窓や小さめのフィックス窓なら、外からの侵入や視線を気にせず、程よい自然光を室内に取り込むことができます。

玄関に吹き抜けを設けるのもおすすめです。吹き抜けは縦の空間的な広がりを生み出し、限られたスペースでも開放感をもたらしてくれます。上部に高窓を設置すれば、防犯性を保ちながら自然光を取り込めますよ。

【ポイント2】スケルトン階段で視線の抜けを作る

玄関ホールに階段を設置する場合、踏み板の間の蹴込み(けこみ)板がない「スケルトン階段」を選ぶと、圧迫感を和らげて玄関を広く見せることができます。向こう側まで視線が抜けるので、空間に奥行きが生まれるのです。

スケルトン階段は、デザイン性の高いものが多いのもうれしいポイント。階段自体が玄関のインテリアの主役にもなるでしょう。光や風を遮らないため、明るく開放的な玄関づくりにぴったりのアイテムです。

【ポイント3】シューズクロークで収納力を確保し生活感を隠す

おしゃれな玄関を保つうえで大切なのは、生活感を見せないようにすること。そのためには、玄関に置きたい物をすべてしまっておけるだけの十分な収納を確保しなければなりません。

玄関横に靴のまま入れる「シューズクローク」を設ければ、家族の靴はもちろん、傘やベビーカー、アウトドア用品、子どもの外遊びグッズまで、まとめて収納できます。間仕切り壁や目隠し扉で視線を遮れば、玄関から中身が見えず、整理整頓されたきれいな状態を保てるでしょう。

加えて、シューズクロークをウォークスルータイプにすれば、動線がスムーズになり、玄関の使い勝手がさらによくなります。

【ポイント4】ベンチや手洗いを設置して使いやすくする

見た目のおしゃれさだけでなく、機能性まで意識して設計すると、満足度の高い玄関をかなえられます。

例えば、玄関にちょっとしたベンチを設ければ、ブーツを履くときや、お子さまに靴を履かせるときに腰掛けられて便利です。

玄関の近くにコンパクトな手洗い場を設置するのも、最近の家づくりで人気のアイデア。帰宅してすぐに手を洗う習慣が身につき、衛生的です。スタイリッシュな造作洗面台にすれば、玄関インテリアのアクセントにもなります。

【ポイント5】タイルや無垢材など素材にこだわって質感を高める

床や壁の素材にこだわるだけで、玄関の雰囲気は上質になります。例えば、床材のタイルは、色や大きさ、質感によって印象ががらっと変わります。石目調で重厚感を演出したり、黒っぽいタイルでスタイリッシュさをプラスしたり、目指すテイストに合わせて大きさや質感を選ぶとよいでしょう。大判タイルを使えば、空間を広く見せることもできます。

また、調湿・脱臭効果のある「エコカラット」を壁材に使ったり、温かみのある無垢材の羽目板を天井や壁に取り入れたりするのもおすすめです。それぞれの素材の持つ独自の質感が、壁紙とは一味違うおしゃれな雰囲気を演出してくれます。

【ポイント6】間接照明やニッチでホテルライクに仕上げる

夜の玄関もおしゃれに見せたいなら、照明計画にこだわりましょう。壁面や足元を照らし出す間接照明を取り入れると、空間に陰影と奥行きが生まれ、まるでホテルのような落ち着いた雰囲気になります。シューズボックスの下や、壁と天井の境目に光源を隠すように設置すると、ぼんやりと幻想的な光をもたらしてくれるはず。

また、壁の一部をくぼませて作る「ニッチ」も、玄関をおしゃれに見せてくれる人気のアイデアです。ニッチの上部に間接照明を設置し、季節の花やお気に入りの小物などを飾れば、唯一無二の玄関に仕上がります。

【ポイント7】ドアにこだわって外観を美しく見せる

玄関ドアは、家の中に入るとき最初に触れる物であり、まさに「家の顔」です。ドアのデザインは家の印象を決めるため、色や素材にしっかりとこだわりたいところ。内装はもちろん、外壁の色や素材とのバランスも考え、住まい全体のテイストに合ったデザインを選びましょう。

木目調のドアなら温かみのある印象に、金属製のシンプルなドアならモダンな印象になります。玄関の明るさを確保したいなら、採光用の小さな窓が付いたデザインを選ぶと効果的です。

最近では、わざわざ鍵を出さなくても施解錠できる「スマートキー」対応のドアも増えています。利便性や防犯性を高めたい方は、スマートキーの導入も検討しましょう。

【ポイント8】植物やアート、小物を飾る

インテリア小物をセンスよく飾れば、玄関が一気におしゃれな空間へと生まれ変わります。

例えば、観葉植物を一つ置けば、緑が差し色となってシンプルな空間のアクセントに。日当たりが悪い玄関なら、フェイクグリーンを置いてもよいでしょう。

壁にアートパネルを飾ったり、ニッチにお気に入りの雑貨や季節の花をディスプレイしたりするのもおしゃれです。季節ごとに飾る物を入れ替えれば、手軽に玄関の模様替えを楽しむことができますよ。

注文住宅のおしゃれな玄関づくりで押さえたい4つの注意点

理想のおしゃれな玄関をかなえるには、設計段階から気をつけるべき注意点もあります。住み始めてから「こうすれば良かった…」と後悔しないためにも、次に紹介する4つのポイントを押さえておきましょう。

【注意点1】方角や動線に配慮して設計する

設置する方角は、玄関の明るさや快適性に影響します。日当たりの良い南向きや東向きの玄関は明るくなりますが、その分、日当たりの良い居室をつくるスペースが減ってしまうことに。あくまで間取り全体のバランスを考慮して、玄関の最適な位置を決める必要があります。

また、生活動線を考慮することも大切です。玄関を含む動線が使いにくいと、日々の小さなストレスの原因になります。

帰ってきてからリビングや居室に行くまでの「帰宅動線」、ゲストを迎えてからリビングや客間に案内するまでの「来客動線」、まとめたゴミを外に出す「ゴミ出し動線」など、さまざまな生活動線を想定し、スムーズに移動できるよう設計しましょう。

【注意点2】用途と収納量に合った収納スペースを確保する

玄関の失敗でありがちなのが、収納に関する失敗です。「収納が足りなくて靴が散らかっている」「ベビーカーを置く場所がない」といった事態を避けるためにも、何をどれくらい収納する必要があるのかを具体的にリストアップしましょう。

靴の数、傘の本数、ベビーカー、アウトドア用品、子どもの遊び道具、コート類など、しまいたい物の種類と数を明確にすることで、必要な収納スペースの広さや形状が見えてきます。「とりあえず大きい収納を」ではなく、ライフスタイルや用途に合った収納を計画することが、おしゃれできれいな玄関を実現するために重要なポイントです。

【注意点3】空間にゆとりを持たせる

おしゃれな玄関の共通点は、スッキリとしていて余白があることです。朝の忙しい時間帯に家族が同時に使っても窮屈に感じないよう、土間やホールの広さにはある程度のゆとりを持たせましょう。

特に小さなお子さまがいる家庭では、靴の脱ぎ履きを手伝ったり、ベビーカーを置いたりするスペースも確保しておくと安心です。広い玄関は、お年寄りやペットのいる家庭でも重宝するでしょう。

また、目に見える場所に物を置きすぎないこともポイントです。収納を上手に活用して、何もないスペースをつくると、洗練されたおしゃれな空間をかなえられます。

【注意点4】掃除のしやすさなどメンテナンス性にも考慮する

玄関は、外からの砂や土、雨などで汚れやすい場所です。最初から汚れることを前提に、掃除のしやすさも考慮すると使い勝手のいい玄関になります。

床材を選ぶ際は、汚れが目立ちにくい色や、拭き掃除がしやすい素材を選ぶと、日頃のお手入れがぐっとラクになります。耐水性の高いタイルやコンクリートなどを使えば、水で洗い流すだけできれいになるので便利です。

オープン収納やニッチはスタイリッシュな空間を演出するのに適している一方、ホコリがたまりやすいというデメリットも。掃除が大変になりやすいので、メンテナンス性とのバランスも考慮して、採用するかどうかを検討しましょう。

徳島で玄関にもこだわった注文住宅を建てたいならクレバリーホーム徳島店へご相談を!

室内と外とをつなぐ「家の顔」である玄関にこだわることは、住まい全体の満足度を高めることにつながります。デザインだけでなく、使い勝手やメンテナンスのしやすさにも配慮しながら、自分たちのカラーを感じられるおしゃれな玄関を目指しましょう。

クレバリーホーム徳島店では、この記事でご紹介したような、おしゃれで機能的な玄関を持つ注文住宅を数多く手がけています。徳島で、玄関からこだわりを感じられる理想の注文住宅を建てたいなら、ぜひお気軽にご相談ください。お客さまの大切な家づくりを、豊富な専門知識と経験で力強くサポートいたします!


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